オズの魔法使いに学ぶ【ペアレンティングの教科書】アニメで親力アップその25【Bluey】

Bluey

人よりも自分が劣っている、友人関係がうまくいかない、
必要なものが手に入らない、子供は子供なりに色々悩みを抱えています。
そして日々それらを乗り越えて小さな成長を積み重ねています。
そんな日常を垣間見ることができるエピソード。

【まずBlueyとは何か】

世界中のお父さん、お母さんにおすすめしたい。
Bluey(ブルーイー)
子育てのヒントがたくさん詰まった
2018年から始まったオーストラリアの未就学児向けアニメです。

子供向けと侮るなかれ。

親向けと言っても過言ではないほど、
育児とは何ぞや、教育とは何ぞや、
ほぼ毎回そんなことを考えさせられる素敵な作品。

自身の親力アップのために
この作品を真剣に鑑賞している私が、
お気に入りのエピソード、シーンを厳選して紹介します。

親にも学びが必要。
気がついたその日から変わろう、実践しよう。
今更、、なんて思わずに。

我が家の長女ももう幼児を卒業しましたが、
まだまだこの作品から得る学びは大いに有効。

  • 今まさに、幼児の育児に奮闘されている方
  • 今から、子どもが幼児になる方

特におすすめです。
アニメの登場人物や魅力、登場人物や魅力、詳しい紹介はこちらの記事から。

【あらすじ】シーズン2 エピソード49「The Typewriter」

ブルーイーの通うクリプソ先生の学校にて。
ブルーイーのクラスメイトであるスニッカーズはダックスフント。
胴が長く手足が短いというその身体的な特徴によって、友人と同じように座ったり走ったり出来ない事をコンプレックスに感じています。

同じくクラスメイトであるブルドックのウィントンは、
友達がみんな自分を避けていると感じているようです。

ブルーイー自身は物語作り遊びのためのタイプライターを探しているのですが、見当たりません。

3人はそれぞれの問題を解決するためにクリプソ先生に相談することを決め、先生のいる教室へ向かいます。

しかしその途中、弓矢を使った戦いごっこ中のクラスメイト3人に行く手を阻まれます。
ブルーイ、スニッカーズ、ウィントンの3人は独自の才能を駆使して教室を目指します。その遊びの中でスニッカーズとウィントンは自分自身の問題を解決します。ブルーイーもクリプソ先生との会話の中で、自分が探していたものは既に自分の中にあったということに気が付きます。

そんなストーリー。

【感想・考察】

1回目見た時はわからなかったのですが、2回目でこのエピソードはミュージカル映画「オズの魔法使い」のオマージュであることに気が付きました。

自分に欠けているものを探し求める一行、
自分の問題をクリプソ先生に解決してもらおうと考えているのですが、
その道中、困難を仲間と一緒に乗り越える経験をすることによって
先生に答えを与えてもらわなくても問題を解決できた。
そんなメッセージがオズのストーリーに共通しています。

「オズの魔法使い」では、主人公ドロシーと共に旅をする3人の友人が出てきます。
カカシは脳を、ブリキの木こりは心を、ライオンは勇気を欲しています。
それぞれ自分に足りないと思うものを与えてもらおうと考えてオズのもとへ向かいます。
しかしオズの魔法に頼らずとも、3人はそれぞれが求めていたものを既に旅の道中で自分の力で獲得していた、というおおまかなあらすじ。

その1 ブルーイーのお話

ブルーイーは物語を作る遊びをするためにはタイプライターが必要、
それがなければ思うように遊べないと考えていました。
しかしクリプソ先生との会話の中で気が付きます。
イマジネーション力の高いブルーイーは、本物のタイプライターが無くても物語作り遊びを楽しむことが出来るということに。

おもちゃが無いから遊べない、あれが無いからこれが出来ない。
そうやって出来ない理由を並べてやらないのではなく、
何かが無くても出来る方法を考える、という発想の転換の大切さに気付かされます。

その2 スニッカーズのお話

スニッカーズは胴長短足のデメリットを憂いています。
友達の様にうまく座れない、早く走ることが出来ない。。。
けれども狭いスペースに隠れたり、コロコロ転がるのは誰よりも上手なのです。

生まれ持った身体的特徴によるコンプレックスは誰にでもあります。
それをコンプレックスのままにしてしまうか、自分の個性として受け入れるか。
子供に限らず、大人にとっても大切な考え方です。
出来ることに注目する。出来ないことは周りに助けてもらう。

クラスメイトもスニッカーズが出来ないことを笑ったり貶したりせず、手を差し伸べてあげたり、少し待ってあげたり、それが恩着せがましくなく当然のこととしてできている様子は素敵だなと感じます。

その3 ウィントンのお話

ウィントンは友達がみな自分から逃げるので悲しい思いをしています。
なぜだろう?まさか仲間はずれ??

パーソナルスペースという言葉を聞いたことはありますか?
人が他人に近付かれると不快に感じる空間のことで、パーソナルエリア、個体距離、対人距離とも呼ばれます。
相手との親密度や周りの環境によっても変化するものですが、
その距離を超えて他人が自分に近づくと人は不快感を感じ、
自分のパーソナルスペースを確保するために
相手から少し離れようとするのは人の自然な反応。

実際のところ、ウィントンは友人との距離を詰めすぎる癖があったため、友人は1歩下がる、ウィントンが1歩詰める、相手は1歩下がる、それを繰り返し結果逃げられる形になっている様子でした。
この癖を子供たちはスペースインベーダー(侵略者)と呼んでいるのが面白い。

お友達とおしゃべりするとき、隣に座るとき、ピタッと肌がくっつくほど近づいてしまうスペースインベーダーな自分。
ブルーイーから自分がスペースインベーダーであり、それがみんなが自分から逃げていく理由であると教えてもらったウィントンは、この相手を不快にしてしまう自分の癖を治すことが出来ました。

自分では気づかないよくない癖、指摘してくれる友人に感謝。
素直な気持ちで自分を省みる。これも言うは易し行うは難し。

【まとめ】

脱、他力本願!
欲しい物や問題の答えは、自分自身の中にしかない。

オズの魔法使いは小説や映画、ミュージカル舞台と数多くの作品が世に出ています。
私自身幼い頃母に舞台に連れて行ってもらった記憶があります。
気球が客席の上を飛んでいく演出を今でも覚えています。
1900年5月に初版が出版という非常に古い作品ですが、今も色褪せない普遍的なメッセージ。
我が子にも子供のうちに絶対に味わってほしい作品。早速親子で鑑賞するぞ!

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