子供に「Yes」を強要する【ペアレンティングの教科書】アニメで親力アップその19【Bluey】

Bluey

子供が「大丈夫?」「いい?」と聞かれて「大丈夫」「うん、いいよ」と答える。
でも本当は大丈夫じゃない、本当はイヤってこともある。
そんなことが積もり積もると…というエピソード。

【まずBlueyとは何か】

世界中のお父さん、お母さんにおすすめしたい。
Bluey(ブルーイー)
子育てのヒントがたくさん詰まった
2018年から始まったオーストラリアの未就学児向けアニメです。

子供向けと侮るなかれ。

親向けと言っても過言ではないほど、
育児とは何ぞや、教育とは何ぞや、
ほぼ毎回そんなことを考えさせられる素敵な作品。

自身の親力アップのために
この作品を真剣に鑑賞している私が、
お気に入りのエピソード、シーンを厳選して紹介します。

親にも学びが必要。
気がついたその日から変わろう、実践しよう。
今更、、なんて思わずに。

我が家の長女ももう幼児を卒業しましたが、
まだまだこの作品から得る学びは大いに有効。

  • 今まさに、幼児の育児に奮闘されている方
  • 今から、子どもが幼児になる方

特におすすめです。
アニメの登場人物や魅力、詳しい紹介はこちらの記事から。

【今回のあらすじ】シーズン2 エピソード3「Dance Mode」

レストランで食事をしているパパ、ママ、ブルーイー、ビンゴの4人。
パパがビンゴの最後のポテトをうっかり食べてしまった罪滅ぼしとして、ビンゴのリクエストした「ダンスモード」という遊びをすることに。

3回の権利をゲットしたビンゴだが、
1回目はブルーイーにお願いされてしぶしぶ使い、
2回めはママにお願いされてしぶしぶ使い、
3回目はなんとパパに20ドルで買い上げられてしまう。

モヤモヤしているビンゴに気がつく家族。みんなでビンゴに謝罪。
最後に思いっきりダンスモードを発動してビンゴ大満足

というストーリー。

【感想・考察】


まずはダンスモードの説明から。
これは音楽のある場所であれば、いつでもどこでも好きな時に、パパ、ママにダンスをさせることができる、というもの。
ちょっと文字だけでは意味がわからないと思うのですが、このアニメでは魔法なのか、それとも真剣に遊んでいるだけなのか、はたまたその両方か、そんな不思議設定が多く登場します。今回もその1つ。

「ダンスモード!」と叫びながらパパもしくはママのしっぽをパシっと叩くと、何かに取りつかれたようにダンスをしてしまうというもの。時間にして15秒くらい。そこが横断歩道だろうが郵便局だろうがなりふり構わず。
当然パパ、ママは恥ずかしいのでやりたくない。でも子供たちは街の中ででキレキレダンスをしているパパママを見てゲラゲラ笑っている。人に恥ずかしいことをさせて楽しむ遊びのようです。
いやー😂

そんな楽しい遊びのスイッチが3つもあるものだから家族はついつい、「ほら、今使ったらいいよ!」「今使ってお願い!」と発動権利を持っているビンゴに口出しします。

 

本当は自分のタイミングで使いたいビンゴだけど「Yes」と答えてしまう。
2回目はちゃんと「今は嫌だ」と言おうとしますが、さっき1回目のダンスモードで恥ずかしい思いをしたママは、パパにも同じように恥ずかしい思いをさせたくて「Please」とすごい剣幕で懇願。ビンゴから無理矢理「Yes」を引き出します。

そして大勢の人が集まっている場所でのダンスモード発動を恐れたパパ、なんと最後の1回をなかったことにしようとして20ドルを出します。
ビンゴには断る権利もありましたが、欲しかったおもちゃを買いたいブルーイーがまたビンゴに「Yes」を強要します。
20ドルの使い道についても、ブルーイーは「これで良いよね?」と詰め寄り「Okay」と言わされてしまうビンゴ。

ビンゴの顔がどんどん曇っていくことに視聴者は気が付きますが、家族はまだ気がついていません。

帰りの車に乗った際、浮かない顔のビンゴに「どうしたの?」と聞くパパ。
ママはビンゴの心の声を代弁します。
ビンゴ気持ちを無視して無理矢理Yesを言わせた心当たりのある3人はビンゴに謝り、そしてパパ&ママはビンゴの今一番の望みであるダンスモードをちゃんとやりきるのでした。あっぱれ!

一度乗った車を降りてやり直すパパママ、偉い。子供の気持ちを優先して面倒なことも厭わないという考え方、毎回やる必要は無いですが、ここぞという時に迷わず行動したいですね。

決して4歳の意思を軽んじているわけでは無いのですが、子供に選ばせているように見えて、実は大人が選択を誘導してしまうことがあります。
「本当にそれでいいの?」
「こっちのほうがいいんじゃない?」等など心当たりありまくり。。。

これに慣らされると子供は徐々に、自分の頭で考え自分で決めることができなくなっていきます。自立とは真逆。

友人の話を紹介します。
幼い頃から何でも親が決めるのが当たり前で疑問を抱かなかった。
成人して親元を離れ一人暮らしをしていても、洋服を買うのも部屋の模様替えをするのも母親の許可を得ないとなんだか不安でなかなか出来なかった。
結婚して10年経って、ようやく色々自分で決められるようになってきたと。

衝撃の話でした。
もちろんまだ未熟な子供を適切に導くことは親の仕事ではあるけれど、誘導が行き過ぎていたり、親の都合で子供をコントロールしたりしていると、将来子供が苦しむことになる、それを忘れてはいけないなと考えさせられます。

【フレーズ紹介】

お金で買収したパパに向かって

This is not good parenting.

ビンゴのモヤモヤに気がついたママが、ビンゴの気持ちを代弁する。

Sometimes does your outside voice say yes,
when your inside voice really means no?

【まとめ】

心は「No」なのに「Yes」と言ってしまうことがある。
相手が本当は「No」と言いたいのを知っているのに「Yes」と言わせてしまうことがある。

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