”正しさ”よりも大事なこと【ペアレンティングの教科書】アニメで親力アップその8【Bluey】

Bluey

どちらが正しいかの言い争いは時々家族間でも起こります。
「言った、言わない」「やった、やってない」「Aだ、いやBだ」
正しさとは時に非常に揺らぎのある不確かなもの。
では何を軸に考え行動するべきなのか?
そんな問いの答えが得られるエピソードです。

【まずBlueyとは何か】

世界中のお父さん、お母さんにおすすめしたい。
Bluey(ブルーイー)
子育てのヒントがたくさん詰まった
2018年から始まったオーストラリアの未就学児向けアニメです。

子供向けと侮るなかれ。

親向けと言っても過言ではないほど、
育児とは何ぞや、教育とは何ぞや、
ほぼ毎回そんなことを考えさせられる素敵な作品。

自身の親力アップのために
この作品を真剣に鑑賞している私が、
お気に入りのエピソード、シーンを厳選して紹介します。

親にも学びが必要。
気がついたその日から変わろう、実践しよう。
今更、、なんて思わずに。

我が家の長女ももう幼児を卒業しましたが、
まだまだこの作品から得る学びは大いに有効。

  • 今まさに幼児の育児に奮闘されている方
  • 今から子どもが幼児になる方

そんな方に是非おすすめします。
アニメの紹介はこちらの記事から。

【あらすじ】シーズン1 エピソード28「Grannies」

ブルーイーとビンゴの2人、
今日は「おばあちゃんごっこ」をして遊ぶ。
お年寄りが言いそうなこと、やりそうなことをやってゲラゲラ楽しそう。
フロスダンスという流行りのダンス。
おばあちゃんにこれが出来るか出来ないか、
そのことで2人は揉めます。

おばあちゃんごっこ中は
おばあちゃんらしく振る舞うべきだから
フロスダンスをしないでとブルーイーが指摘。

ビンゴは「おばあちゃんにも出来る!」と。
ブルーイーは「おばあちゃんには無理だ!」と。

TV電話でおばあちゃんに確認。
おばあちゃんフロス初挑戦。当然できない。
私の勝ちー!と喜ぶブルーイーと対象的に
がっかりしてもう遊びたくなくなってしまったビンゴ。

ビンゴと遊びたいブルーイーは閃く。
おばあちゃんにもう一度電話してダンスを教える。
おばあちゃんも頑張ってなんとかダンスを会得。

ビンゴの勝ちー!
ビンゴもブルーイーもおばあちゃんもHappy
というストーリー。

【感想・考察】

まず、フロスダンスってご存知ですか?
両腕と腰をフリフリする動き。

これが2017年頃子どもたちにとても流行ったんですね。
ビンゴもどうやらマイブームのようで
1日に何回もついつい踊っちゃうという感じ。

へそを曲げた妹のために、自分の主張を抑えて、
妹がHappyになる方法を考え実行する姉。
この行動、うちの長女6歳の時は全然できませんでしたね。笑

どちらかというと、我が家では
姉が困っている時や取り乱している時、
妹の方が姉に気を使い、大人な対応をよくしています。

これは姉だから妹だからということではなく
持って生まれたパーソナリティーが大きいのかなと思います。

 

そしてもう1つポイント
キッズ達が自分で気軽にタブレットで
祖父母に電話出来る環境がGood。

車でちょっとの距離に住んでいて、気軽に会うことが出来る。
祖父母は孫4人を同時に預かれるくらい元気。
そして子供が自分でテレビ電話を掛けて、いつでもお話できる。
そんな祖父母と孫の距離感
私にとって近すぎず遠すぎず、とても理想的。

育児において祖父母の存在はとても重要。
両親にも言えないことを祖父母に相談したり、
自分の居場所が家以外にもあるという事実は
いざという時の心の拠り所にもなる。

我が家は物理的な距離もあって
親戚づきあいがあまり無いので本当に羨ましい限り。

それにしても、キッズ2人が演じる年配女性
少々傍若無人な振る舞いで
日本でもオーストラリアでも
手の焼けるわがまま老人をいじるネタは共通😂

【フレーズ紹介】

ビンゴが遊んでくれないことが不満のブルーイーに対してママ
ビンゴに勝ちたいのか、それともビンゴと遊びたいのか。

You need to ask yourself a question.

Do you want to be right,
or do you want Bingo to keep playing?

 

自分は正しい!けどビンゴとも遊びたい。。。
自分の言っていることが正解で嬉しいはずなのに、
なんでこんなに悲しくてモヤモヤするのだろう
自問自答、葛藤するブルーイー

I’m not gonna say that grannies can floss,’cause they can’t.

I wanna play with Bingo.

What am I gonna do?

ビンゴにおばあちゃんのダンスを見せるブルーイー
わざと負けてあげる器の大きいお姉ちゃん
自分の正しさを主張するよりも、
妹がHappyになれる方法を真剣に考えた結果。

Look at this. I was wrong.

ビンゴは「やっぱりね!」と同時に感謝の言葉も忘れない。

I knew it. Thanks,Bluey! Thanks, Nana!

ちなみにオーストラリアではおばあちゃんが孫から「ナナ」や「グラニー」と呼ばれているのをよく聞きます。
実際私も「グランマなんて言わないでナナとよんで」と孫に言うおばあちゃんを見かけました。
日本語でも「おばあちゃん」はダメで「ばーば」はOKみたいなのありますよね、知らんけど笑

 

そして大事な見どころもう一つ。
洗濯物の当番でパパと揉めていたときのママのセリフ

You’re wrong.

そして再び楽しく遊ぶキッズを見つめながら
パパの言葉に同意するママのセリフ

l think you’re right.

この正反対の言葉の対比も見逃せません。
家事や仕事に追われているとき、
どうしても夫婦はピリピリしてしまいがち。

だけど子供の笑顔で親は回復できる、仲直りもできる。

【まとめ】

吉野弘さん「祝婚歌」より一部抜粋

正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい

結婚式場でアルバイトをしていた私は、
何十回もこの詩の朗読を聞きました。
本当にいい詩だなと10代の小娘ながら心に刻んでいました。
実際に自分が結婚して子育てしていて、時々また思い出すのです。

興味のある方は是非検索して全文読んでみて下さい。

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